犬や猫のお薬を包むおやつは必要?|投薬補助食品の上手な使い方

おくすり・健康

毎日のおくすり。

「おくすりの時間だね。」

そう声を掛けるたびに、逃げてしまったり、口をぎゅっと閉じたり。

その姿を見ると「今日も頑張ろうね」と思いながらも、

少し切なくなりますよね。

おくすりは健康を守るために大切なものです。

だからこそ、おくすりの時間も、その子にとって少しでも負担の少ない時間であってほしい。

動物病院で働く中で、私はそんな思いを持ちながら、

飼い主さんと一緒に方法を考えてきました。

おくすりを包むおやつという選択肢

動物病院では、おくすりを包んで食べてもらうためのおやつを

「投薬補助食品」と呼ぶことがあります。

少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、おくすりを包んだり混ぜたりして飲みやすくするためのおやつで、メディボールや病院専用投薬ちゅーるなどがあります。

こんなふうに迷ったことはありませんか?

・本当に使ってもいいの?

・毎日使って大丈夫?

・おやつばかり好きにならないかな?

・できれば使わない方がいいのかな?

そんな不安を持つ飼い主さんも少なくありません。

私が一番大切にしているのは、「使うこと」ではなく、その子が無理なくおくすりを続けられることです。

おくすりの時間を「嫌な時間」だけにしないために

おくすりが苦手な子にとっては、おくすりの時間そのものが負担になってしまうことがあります。

そんなとき、おやつを上手に取り入れることで、おくすりを受け入れてくれる子もいます。

もちろん、おやつを使えば必ずうまくいくわけではありません。

それでも、「その子に合った方法」がひとつ増えることは飼い主さんにとっても心強いことだと思います。

おくすりのあげ方にはいろいろあります

その子によって、合う方法はさまざまです。

例えば、こんな方法があります。

・そのまま飲める子

・ごはんに混ぜると食べてくれる子

・おくすりを包むおやつが合う子

・スポイトで飲む方法が安心できる子

どれが一番ということではありません。

その子の性格や好み、体調に合わせながら、

無理なく続けられる方法を見つけていくことが大切です。

うちの子は、どれが合う?

おくすりを包むおやつにも、さまざまな種類があります。

「うちの子には、どれが合うんだろう?」

そんな時のヒントになるよう、

次回は私が動物病院で実際に使ってきた中で感じた

特徴や選び方をお話ししたいと思います。

今回のポイント

・おくすりを包むおやつ(投薬補助食品)は、無理なくおくすりを続けるための選択肢のひとつです。

・すべての子に必要なものではありません。

・大切なのは、その子に合った方法を見つけることです。

毎日のおくすりの時間が

「嫌だな」と思う時間だけではなく

飼い主さんとその子が、

気持ちを通わせる時間になりますように。

そして、できることなら、

「おいしいね。」

そんな嬉しい気持ちも一緒に増えていきますように。

ちいさな家族のためにも、どうぞご自愛ください。

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